FS-054 信夫三山暁まいり

福島市のシンボル信夫山に鎮座する羽黒神社の例祭「信夫三山暁参り」は、例年小雪舞い散る2月10日・11日に長さ12m、幅1.4m、重さ2tの日本一の大わらじを約100人で担ぎ上げ、福島市内の目抜き通りを練り歩いた後、五穀豊穣、家内安全、身体強健などを祈願し、信夫山の羽黒神社へ奉納します。その歴史は古く、羽黒神社に安置されていた仁王像の足の大きさにあった大わらじを作って奉納したことが由来とされ、江戸時代から400余年にわたり受け継がれています。 境内や参道には、縁起物のマサル・だるま・破魔矢・ゆず飴等の露店が並び、夜半から翌朝にかけて参拝者が後を絶ちません。 また、3年続けてお参りすると恋が叶うという言い伝えがあり、家族連れや若いカップルなど多くの人々でにぎわいます。